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エステサロンを開業させるまでの準備
エステサロンの開業は、他業種と比べ、比較的簡単に開業できると言われています。その理由としては、エステティシャンには国家資格が必要なく、飲食店のように設備にかかる費用が少ないためです。しかし、エステサロンは存続が難しい側面もあります。
その実、開業したエステサロンのほとんどが、10年以内に廃業してしまうと言われています。
この記事では、そうならないためのエステサロン開業のポイントをご紹介します。
エステサロンが簡単に開業できる2つの理由
エステサロンは、他業種に比べ、容易に開業できると言われています。以下では、なぜそう言われているのか二つのポイントに絞ってご紹介します。
資格不要で開業できる
人をきれいにするという職業で、美容師であれば国家資格の美容師免許が必要です。しかし、エステティシャンには、対応する国家資格が存在しません。そのため、エステティシャンは、資格がなくても開業することができます。つまり、美容系職種の中でも、簡単に開業できます。
とは言うものの、顧客を獲得し続けるためには、技術が必要になります。技術や知識を持っている証としての資格は、経営する上で役に立ちます。エステティシャンの代表的な民間資格は、「日本エステティック協会」や「日本エステティック業協会」から資格を取得できます。
ですが資格は、経営する際に重宝しますが、必要なわけではありません。十分な技術や知識を持っていれば、エステサロンを開業することは難しくありません。
自宅で開業できる
エステサロンを開業するにあたって、自宅を利用して開業することもできます。自宅エステサロンは多数のメリットがあります。例えば、家賃などの賃料が発生しないことや、通勤時間が発生しない、また営業時間を自分のスタイルにあった時間に設定できるなどのメリットがあります。
例えば、集客しやすい駅の近くや、居抜き店舗の場合、それに見合った賃料が発生するため、開業資金が自宅エステサロン開業に比べ、多く必要になります。また、子育てとの両立や副業としてのエステサロン経営の場合、自宅エステサロンを選択すれば、仕事とプライベートの両立をかなえられます。その他にも、万が一経営に失敗してしまっても、自宅エステサロンであればかかる費用が少ないためリスクを抑えられます。
エステサロン開業のステップ
比較的容易に開業できるエステサロンですが、もちろんやらなければいけない準備があります。以下では、7つに絞ってエステサロン開業のステップをご紹介します。
事業計画書の作成
第一に、エステサロンの経営理念と事業計画書を作成しましょう。経営理念は、エステサロンを経営するにあたって、とても重要になります。どういったサロンにしたいのか、例えば「とことん美を追求するエステにしたい」「お客様に寄り添ったリラックスのできるサロンにしたい」など経営戦略に悩んだ際に、指針になる目的を定めておきます。
その後、自身の経営理念に沿った事業計画書を作成します。事業計画書を作成することで、金融機関からの融資や公的機関からの助成金を受け取る際に、役に立ちます。
また、事業計画の一環として、サロンのメニューや料金設定、初期費用の計算、利益目標や経費についても計画を立てましょう。
協力パートナー選定
次に、可能ならばエステサロン経営専門のコンサルティング導入をおすすめします。なぜなら、コンサルを入れることで、自身にない経営ノウハウや、経営に困った際に相談できるためです。
その他にも、財務関係を処理してくれる税理士や会計士など自分に代わって、経理をやってもらえる人材を見つけることも大切です。
つまり、自身の足りない専門的な知識を補ってくれるコンサルや会計士などの協力パートナーを選ぶことが重要です。そうすることで、よりリスクの少ない開業ができます。
物件の選定
エステサロンを開業する上で、物件の立地や外観も重要な項目の一つです。なぜなら、立地により集客力が変わり、最終的な利益が変わるからです。また、エステサロンの外観もお店のコンセプトにあった外観にすることで、お店のイメージが伝わりやすくなり、集客につながります。
自宅やマンションなどで、開業する際は、生活感を感じさせない工夫が必要です。また、マンションや借家の場合は、基本的に居住用の契約となっているため、営業する場合には、オーナーの許可が必要です。
つまり、エステサロンの立地は、順調な経営をしていくために、とても大切になります。そのため、よく精査して決めるとよいでしょう。
資金調達
エステサロンを開業するためには、おおよそ100〜500万円かかると言われています。自己資金でまかなえるのが一番ですが、難しい場合には資金調達しなければなりません。
資金調達の方法として、三つの方法があります。一つ目は、親族から支援してもらう。二つ目は、金融機関から融資を受けること。最後に、自治体などから助成金を受ける方法です。それぞれメリット、デメリットがあるので、自分に合った方法をよく考えて選びましょう。
契約
上記のことが終わったら、契約を進めていきましょう。コンサル契約や物件契約、融資契約など多岐にわたる契約があります。また、人を雇う場合には、雇用契約も必要になります。
一つ一つが、重要なものになるため、不備がないよう確認しましょう。また、長期契約になるため、自身と相手の双方が納得いく契約を結ぶことも重要です。
店舗づくり
物件契約ができたら、店舗づくりをおこないましょう。最初にあげたお店のコンセプトに合った内装工事やインテリアの選定、施術するときの動線を考えて飾るといいでしょう。また、使用機材の導入や施術用ベッドや施術用オイル、化粧品などの備品もそろえていきましょう。
いよいよお客様を迎えても問題ないようであれば完璧です。
営業開始の準備
店舗づくりと並行して行いたいのが、お店の広報活動です。いくらいいお店であっても、知られていなければお客様は集まりません。お店のSNSやホームページを作成したり、チラシや看板で近所のかたに周知してもらったりと広報活動は多岐にわたります。
その他にも、お客様がきていただいた後についても対策しておくといいでしょう。予約システムの導入やカルテ保存方法、万が一トラブルが発生したときの賠償保険など考えられることはたくさんあります。
エステサロン開業の難しさは続けること
エステサロン開業は他業種に比べ、開業資金が低く、特別な免許が必要なく、自宅でも開業できるため開業しやすくなっています。そのため、エステサロン業界は飽和状態にあり、開業はできても経営を続けていくことが難しいと言われています。
そんなエステサロン業界で生き残っていくためには、継続的な集客が必要です。継続的な集客をするためには、良い施術と結果が必要でしょう。
良い結果を示すためにおすすめなのが、REVIです。REVIは、大型サロンや都市部の導入よりも小規模個人サロンや地方サロンへの導入を得意としています。また、REVIは難しい技術が必要なく、すぐに効果を感じられるため、施術効果が安定しています。そのため、急なスタッフの退社にも対応でき、また施術効果が安定しているのでお客様が安心して全てのスタッフの施術をうけることができます。
化粧品の導入に迷っている方は、REVIの導入をぜひご検討ください。